主要私立大学の志願状況

全国の主要私立大学107校の志願者数が前年度の94%と、減少しているようです。

全国107大学の一般入試の志願者数は179万1,446人、センター利用方式の志願者数は83万5,479人、合計262万6,925人(前年度比94%)となり、約15万人も減少しているようです。

首都圏では「首都圏理系10大学(千葉工業、北里、工学院、芝浦工業、東京工科、東京電機、東京都市、東京農業、麻布、神奈川工科)」のみが一般入試(前年比104%)、センター利用方式(前年比103%)ともに増加したとのこと。

「早慶上理(早稲田、慶應義塾、上智、東京理科)」では一般入試の志願者は前年比95%、センター利用方式の志願者は前年比85%と減少、「MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)」でも一般入試志願者は前年比96%、センター利用方式の志願者は83%と減少しているようです。

センター利用方式で大きく減少したのは、「成成明國武(成蹊、成城、明治学院、國學院、武蔵)」で前年比73%、「日東駒専(日本、東洋、駒澤、専修)」で前年比74%となっています。

首都圏以外だと「関関同立(関西・関西学院、同志社・立命館)」が一般方式とセンター利用方式をあわせた志願者は前年度比97%、「南山・愛知・中京・名城」の志願者は前年度比98%、「北星学園・北海学園」の志願者は前年度比110%となっているそうです。

これは18歳人口の減少だけではなく、私立大学が定員超過是正に対処した結果、入試が難しくなったこと、大学共通テスト関連の騒動による不安感などから、推薦やAO入試などに多く流れたのではないかと思います。

慶大SFC、AO入試対象コンテストを追加!

慶應義塾大学が、総合政策学部と環境情報学部の「アドミッションズ・オフィスによる自由応募入試」(AO入試)1次選考免除になる追加コンテストを公表しました。なお、対象者は2021年度入試(2021年4月入学者以降)からとなるそうです。( 詳しくはこちら

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)のAO入試は、一定の資格基準を満たしていれば自分の意思で自由に出願でき、かつ出願時に自由に入学時期(4月・9月)を選択できる推薦者不要の公募制入試です。

同AO入試はA・B・C・IBの4方式があり、今回のコンテストはその中のC方式が対象。このC方式は、A方式の出願資格で定められた条件に加えて「免除対象コンテストで所定の成績を収める」ことで1次選考が免除されるそうです。

これまで「小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト」など19のコンテストが対象になっていました。

今回追加されるのは「全国高校生マイプロジェクトアワード」の入賞者。しかも「個人での受賞のみ」が対象で「グループやチームで受賞した」ものは対象外に。また対象期間も「中学校卒業以降からAO入試出願に至るまでの間」とのこと。

なお、2020年9月入学者対象AO入試では、今回の件は対象にならないそうなので、ご注意を。

受験期における親子の実態とは?

先日、インターネット上である調査結果が公表されていたので、思わず見てしまいました。

その調査とは、2020年度入試を控える大学受験生100人とその保護者100人の計200人を対象とした、「受験期における親子の実態調査」というインターネット調査のものです。

受験生が「受験期に親に知ってほしいこと」として
1位:「志望校選び」54.0%
2位:「出願方法など受験の仕組み」49.0%
3位:「受験のスケジュール」46.0%
4位:「志望校や学部」42.0%
5位:「大学卒業後の進路」24.0% 

の順で回答が挙げられていました。

逆に「受験生の子どもを持つ保護者が知りたいこと」として
1位:「志望校や学部」52.0%
2位:「志望校選び」51.0%
3位:「受験のスケジュール」51.0%
4位:「大学卒業後の進路」40.0%
5位:「出願方法などの受験の仕組み」37.0%

の順で回答が挙げられていました。

調査結果について、親は「入学後や卒業後も見据えた長期的な情報を知りたい」、子どもは「直面する大学入試に関する情報を親に知ってもらいたい」と思っているという分析も。

混迷を極める大学入試のため、親子間で認識のズレも生じているのかなと思った今日この頃です。