大学受験は音読で暗記力を飛躍的に上げる!

大学受験暗記

高校生の皆さんや高卒受験生の皆さん、英単語などを覚えなくてはならない時、どのようにして覚えますか。

写経のごとく、ひたすら書きながら覚える、チェックシートや紙などで隠して繰り返し見て覚えるなど、数多くの覚え方で皆さん取り組んでいると思います。

多くの皆さんが「黙読」と呼ばれる「声には出さず、目で見て覚える」やり方で、覚えているかと思います。

でも実際にやってみて、皆さん効率よく覚えられているでしょうか。

実際のところ「あまり、定着していない」という方、多いのではないでしょうか。

「単語テストなどの直前に見て覚え、テストに臨んだ結果、まあまあのできだけど、しばらくすると、きれいさっぱり覚えていない」などの話をよく耳にします。

その一方で、学校の「国語」や「英語」の授業で先生に指名されて教科書の文章を声に出して読んだ経験を皆さんお持ちだと思います。

その時に読んだ内容や周囲の様子などを、時が経った今でも鮮明に覚えているという方は結構いるのではないでしょうか。

実はこれが「音読」による記憶が定着した結果なのです。

音読は黙読よりも効率よい?

小さい頃、親に寝る前に読んでくれた絵本の内容を「今でも覚えている」という方、結構いると思います。不思議だと思いませんか。

近年、記憶のメカニズムの解明が進み、黙読よりも「音読」の方が記憶に定着しやすいことがわかってきました。

「黙読」よりも「音読」の方が脳内で処理される情報量が「格段に」多く、それだけ脳に負荷をかけることで、記憶が「定着」しやすいのだそうです。

黙読と音読のそれぞれのプロセスは、次のようになります。

黙読が①文章や単語などを「目で追う」②目で追った文章や単語を「理解する」

という2段階のプロセスに対し、

音読は①文章や単語などを「目で追う」②目で追った文章や単語を「理解する」

までは一緒ですが、③理解した文章や単語を「声に出して読む」④声に出した文章を「自分の耳でも聞く」

という2つのプロセスが余計にかかる分、記憶に定着しやすいというのです。

目から入る情報だけではなく、耳からも情報が入ることによって、脳には情報だけではなく刺激もされるので、より一層定着しやすくなるのです。

冒頭で話した「絵本の読み聞かせ」は、実際には自分で声には出していません。

しかし目で「絵本の絵や文」を追いながら「親の声」で語られる話を耳で聞くことによって、音読をしていたのと同じ効果があると考えられているのです。

「声に出して読む」ことは、すなわち「アウトプット作業」となるので、より効率的に覚えることができるという訳です。

音読の意外な効果とは?

ここからは私の体験となりますが、以前、明治大学文学部の斎藤孝教授が出版された「声に出して読みたい日本語」がブームとなり、手にとって実際に音読をしたことがありました。

実際に声に出して読んでみると、「読んでいて楽しい」とか「頭がスッキリした」ということを体感したことがありました。

つまり何を言いたいのかといいますと、「やる気」が出たり「眠気」が覚めたりという効果があったのです。

それ以降、私自身、何かを覚えようとすると、周囲に迷惑をかけないような音量で声に出して覚えることが多くなった気がします。

皆さんも、机に向かって、「さあ、勉強しよう」と思ってもやる気が出ないときや、昼間の学校での疲れが出て「眠く」なったときには、「声に出して」単語でも教科書の文でも読んでみると、少しやる気が出たり眠気が覚めたりするのではないかなと思いますので、試してみるのも良いでしょう。

ただし、「周囲に迷惑をかけないような声の大きさ」でしてみてくださいね。

音読で記憶力自体もアップする?

先ほど、斎藤孝教授の書籍で体験した話をしました。

ほぼ同時期にブームになったのが「脳トレ」。

この「脳トレ」を監修した東北大学の川島隆太教授によると、「高速で音読すること」によって「脳の前頭葉」の体積が増し「記憶力」そのものがアップするというのです。

どのようなメカニズムで、そのようになるのかは、私にはわからないのですが、聞くところによると、前頭葉は脳の中でも「長期間記憶しておく重要な役割」を担うだけではなく、「思考力」や「判断力」を司る機能を持つ場所なのだそうです。

この場所の体積が増えることで長期間「記憶」することだけではなく、「思考力」や「判断力」をアップできるのだそうです。

「高速で音読」することによって「記憶力」自体もパワーアップするので、日頃から

「高速で音読」をしてみると、皆さんの脳が「パワーアップ」し、単語などが覚えられるのではないでしょうか。

ただ、どのくらいの「高速」で「音読する」と効果があるのかは、私にはわかりませんので、舌を噛まないように試してみてください。

音読をしない方が良い場合がある!

ここまで、音読についていろいろメリットがあるとお話をしましたが、当然のことながら、音読をしない方が良い場合や、音読が向いていない科目もあります。

音読しない方が良い場合の例を挙げてみます。

・学校や塾・予備校などの教室ならびに自習室

・家などで他の人と共有している部屋

「考えてみれば、そうだよね」と皆さん納得されると思います。

周囲に人がいない状況で発声しても迷惑をかける恐れがない、という場合に限り、音読をすることが可能だと言えます。

また、周囲に人がいなくても、騒音などがあると逆に自身の声が聞こえにくいこともありますね。

また、音読に向かない科目としては、数学や物理などの計算問題を行う場合です。

数学や物理などに出てくる公式を覚えた後は、教科書の問題や問題集を解きながら、勉強した方が効率良いため、音読は不向きだと言えます。

仮に声に出しながら計算問題を解いても、途中で計算を間違えてしまう恐れがありますからね。

また、音読は目からの視覚情報と、耳からの音声情報を脳が同時に処理させる方法であるので、疲れている時に行うと逆に脳へ負担だけがかかるので、ひどく疲れている時はしない方が良さそうですね。

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