日本史、世界史、政経、倫理。
迷ったらどれを取るか?

大学受験の社会科科目選択

今回は大学受験をする上で避けては通れない「社会」の科目選択について、お話しをしていきたいと思います。

「社会」の科目と聞いて挙がる科目名として、

・日本史

・世界史

・政治経済

・倫理

かな、と思いますが、皆さん、何を基準に科目を選んでいますか。

社会の科目は暗記科目だから楽勝だよ、だから何をとっても大丈夫だ、と甘く考えてはいませんか。

単純にこの科目は好きだから、嫌いだからという視点で選んだりしていませんか。

中にはこんな人いませんか。

「どうせ、共通テストの時だけしか使わないから」

英語や数学などの他の科目と違って、結構、選ぶ際に軽視されがちなんですよね。

科目の内容によって暗記型なのかどうか、受験で使えるのか使えないのかを視野に入れて選ばないと、悲惨な結果を招くことがあります。

以下、日本史と世界史、政治経済と倫理の特徴など、選択の際に必要な内容をまとめてみたので、ご覧ください。

社会の科目を選ぶ時に注意すること

その前に、科目を選ぶときの注意点についてお話したいと思います。

それは何かというと、皆さんの志望校がどの科目を受験科目として設定しているか、事前に調べてから、科目を選びましょう、ということです。

これは有名な話なので、例として挙げますが、早稲田大学政治経済学部の個別試験で社会は「日本史と世界史のどちらかを選択」することになっているのですが、同じ早稲田大学でも他の学部では政治経済も受験科目として設定しているのです。

というように、大学の学部学科によって受験できる科目が異なります。

そのため、自分の志望校となる大学の学部学科、他に受験する可能性のある大学の学部学科を事前に調べずに、適当に科目を選ぶと後で痛い目を見る場合もあります

各大学で受験の募集要項をWebサイトに掲載している時代ですので、気になる大学のサイトで前年の募集要項などを見て、受験科目を確認してみるとよいでしょう。

また、よくわからない場合は学校の先生や塾予備校などのスタッフの方に聞いてみるとよいでしょう。

それぞれの科目の特徴を知ろう!その1 日本史

では改めて、ここからは科目の特徴について、日本史からお話しましょう。

小・中学校の授業で基本的な流れを学んでいることもあり、他の科目と比べたら覚えやすいという人も多く、語呂合わせで年号などを覚えた経験あると思います。

そのような経験があるためか、日本史を選択しようという人が結構いると思いますが、大学受験の日本史はそう甘くはありません。

小中学校で覚えた人物名などの用語は限られた内容であったので、さほど多く感じなかったと思いますが、高校の日本史はもっと深く掘り下げてきます。

小中学校で聞いたことのない人物名や用語が結構出てきますし、その学習内容を踏まえて、大学受験で出題される内容も、同等かそれ以上深く掘り下げてきます。

そのため、ディープな内容を覚えつつ、日本の歴史の流れ、当時の時代背景などをしっかりと押さえないと受験では、全く歯が立たないのです。

様々な時代の中で変革が度々起こってきたがそれは何故なのか、というようなことを、政治や経済の流れ、文化などを踏まえてそれぞれ深く掘り下げていくので、日本史が好きな人でないとある意味では厳しいかもしれません。

それぞれの科目の特徴を知ろう!その2 世界史

続いて世界史についてお話をしていきます。

世界史は今回挙げた社会の科目の中で、一番暗記量が多い科目といえます。

全世界を、東アジア、東南アジア、南アジア、中近東、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカ、オセアニアなどのそれぞれの地域に分けて、個々に歴史を学びます。

ここで日本史と大きく違うところは、これらの地域は同時進行で歴史が進んでいる、ということ。つまり、それぞれの地域の歴史を学んで終わり、では済まないのです。

同じ時期、他の地域ではどのような出来事が起こっているのか、を見なくてはならないのです。つまり、個々の地域の歴史を縦に見るとすれば、同時代の地域間の歴史を横に見る作業が必要なのです。

わかりやすい例でお話をすると、ヨーロッパで大航海時代が盛んだった15~16世紀、アジアやアメリカ大陸ではどのような動きがあったか、などという視点が必要になるのです。

その際、人物名や戦争の名称、栄えた文化やその文化を彩った作品なども、合わせて数多く暗記しなくてはならないのです。

そのため、暗記が得意でも縦軸と横軸をきちんと頭の中で整理できないと世界史は厳しい科目であるともいえます。

それぞれの科目の特徴を知ろう!その3 政治経済・倫理

ここからは政治経済と倫理についてお話をしていきたいと思います。

まず政治経済は、世界史や日本史と比較すると、学習する量はそれほど多くはありませんが、暗記をすれば大学入試でもそこそこ点数が取れると思われている科目でもあります。(ただし、経済の問題で一部計算問題が出てきますが)

日ごろからニュースなどで各国の政治状況や経済状況をつかんでおくと理解しやすいと思います。しかし、あまり聞きなれない専門用語が多数存在する科目でもあります。

日ごろから専門用語の意味などを調べておく必要があるので、暗記が得意で世の中の動きに興味のある方はなじみやすい科目といえると思います。

倫理についてですが、こちらの科目は政治経済と異なり、暗記さえすれば、大学入試でそこそこ点数が取れるという訳ではありません。

青年期や現代社会、東洋・西洋の思想、日本の思想や西洋の近代思想などについて、ただ文章を読み、用語を覚えるということだけではなく、それらについて、読んでみて自分はどのように感じたか、または資料などを基にした論理的な思考力などが求められるのです。

そのため、論理的な考え方をすることが好きな方にはなじみやすい科目であるともいえます。

これらの内容を参考にして受験科目を選んでいただけたらと思います。

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